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兄弟喧嘩は神がネジ巻きをした変態的スポーツ

公開日: : 人間教育, 夫婦, 子育て,

親でありながら、我が子のどちらかを偏愛するなどとは、ちょっと考えられないことのようです。

しかし、それもないとは言えず、特に親として大事なことは、子供たちからそうした受け取られ方のないようにということです。

例えば、二男二女は一般にひがみやすいようですし、また三人兄弟の場合には、真ん中の子はともすればひがみやすいようです。

親としてはそういう点を常に心に置いて、時々褒めてやるような心遣いが大切だと思います。

 

しかし、これとは別に兄弟喧嘩の扱い方を注意しないと、これまた子供としては偏愛と思われがちなので、その扱いは特に注意が必要だと思います。

それというのも、兄弟喧嘩では、「お兄ちゃんなのに、弟を泣かせてばかりいて」と、お兄ちゃんを叱ってばかりいるというのが大方の実情のようです。

しかし、いつまでもそれを続けていると、お兄ちゃんもいつしか不平不満の念を抱くようになります。

そもそも兄弟喧嘩は、お兄ちゃんの横暴も無論ありますが、しかし、弟のほうからのちょっかいが原因の場合も決して少なくありません。

どちらが良い悪いと、判断のつきかねる場合が多いものなんです。

 

要するに「兄弟喧嘩というものは、神がネジ巻きをした変態的スポーツ」といってもよいもので、怪我をする危険のない限り、黙って見て見ぬふりをしながら時にはニッコリ微笑みながら通り過ぎるというのが聡明な母親なのです。

それでもまだしつこくいつまでも続いている場合には、もう一度ニッコリ笑いながら「あんたたちも兄弟喧嘩となると、根気が続くわね。お勉強のほうもどうぞその調子でお願いしたいわね」とでも言えば、さっさとそしらぬ調子で通り過ぎるものです。

それというのも兄弟喧嘩というものは、親が不在の時は絶対にしないもので、いわば親への一種の甘えが、無識的に隠されているものなのです。

ですからつかず離れずの態度で、冷静かつ賢明な傍観的態度を取るほかないのです。

そのため、むげにどちらか一方ないし双方を叱りつけるなどということは、母親としては甚だ気の利かぬ無粋な態度といえるでしょう。

 

兄弟のうちどちらかを引き合いに出して、お説教なんか絶対に避けるべきです。

例えば「お兄ちゃんを見なさい。お兄ちゃんはこんなによい成績なのに」とか「弟に見習いなさい。◯◯ちゃんはこれだけ頑張っているのに」などと言いがちですが、これは絶対の「禁句」とすべきです。

兄弟の場合もそうですが、従兄弟やまた同級の友達の名前を挙げてやる気を引き出そうなどとするのは、かえって逆効果だということを、常々深く心に刻んでおくべきことです。

というのも、本人に劣等感を植えつけるか、それとも反抗心の種まきとなるかのいずれかに終わるからです。

 

このように、わが子の家庭教育についての様々な生きた「知恵」を身につけておくことが、親としてはこの上ない大事なことです。

そこで、次にそうした、母親としてぜひとも心得てなければならぬと思われる大切な心がけを、原理的に次に列挙してみましょう。

1.わが子の家庭教育は、まずは朝のあいさつから。そしてその呼び水は当分のうちはまず母親から。

2.かくして母親は、毎朝主人をはじめ、家中の者に向かって、心からさわやかに朝のあいさつをすること。これが躾の根本第一条です。

3.躾は、お説教ではできない。これが第二の根本原則。かつ躾の根本責任者は母親であり、母親自身の実行以外にない、というこの鉄則を通身徹骨わが身に体すること。

4.母親自身が、主人に呼ばれたら必ずすっきり、「ハイ」と返事をすること。もしこの一事が徹底的に行えたら、もうそれだけで子どもは、一応親の言うことを聞く子になります。

5.子どもの盗みは、親の愛情の欠乏が根本原因であって、これにはただの一度も例外のあったためしがない。

6.すねる子に対する親としての最上の処置は、放っておいて、一切構い付けないこと。できれば素早く別室へ行くか、戸外に出てしまうのが賢明。

7.親としてわが子に対して怒らぬようにする工夫としては、怒りそうになったら、爆発する前に、サッとその場を立ち去ること。これも極秘伝の一つ。

8.お客様からいただいたお土産の品は、仏壇または神棚があれば、そこへ供えるのが最上。食べるときは、なるべく主人が帰ってから、一家そろっていただくのが望ましい。

 

家庭教育上の原理的なものは、以上のほかにもあると思いますが、それらの実践上ともかくも一番大事なことは、

「わが子の教育には、母親は絶大な忍耐心が要る」ということです。

これこそはすべてに優先する最大の秘訣でしょう。

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いや、これは家庭教育に限ったことでなく、教育の全てに通ずることであり、さらには人生そのものにおいても一大要諦と言えるでしょう。

昔、偉いお坊さんが忍びの徳たる持戒苦行の及ばざる処なりと書いています。

「忍耐というものは、いろいろ戒律を守ったり、苦行などするよりも、はるかに大きな功徳がある」という意味です。

世の母親たる人々は、わが子への限りなき忍耐心によって、人間として自己を錬り鍛えられますよう念じてやみません。

「家庭教育の心得21 母親のための人間学」(森信三著)11より
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子どもが最近「イヤ」とか「ヤダ」と言うようになってきています。

特に朝は1分1秒を争っているので、そんなことを言われるとカチンと来てしまい、力づくでやってしまいます。

着替え、保育園の準備、などなど。

当然、息子は嫌がりますがそんなことにかまっていられないので力づくで進めます。

そうすると号泣して、なんにでも感情的になりさらに「イヤ」と言う。

私の母などは心得たもので、そういうときは別の事に気をそらしてから、そして機嫌がよくなったところを見計らって、着替え等をさせる。

そうするとすんなりと出来たりしますね。

忍耐力が必要というのは本当にその通りで、人間力が本当に試されます。

私の妻は息子がイヤというと「言う事聞かない子は、もう知りません」と言います。

そうすると息子は泣く泣くといった様子で言う事を聞きます。

でもこれが続いてしまうとどうなんでしょうか?

常に見放されるかもしれないという感覚を持ってしまっていて、おびえるようになったりしなければいいんですが。

どうなんでしょうか。

私自身は、相手にしないようにして、できることをどんどん進めるようにしていこうと、思いました。

でも、これなども見放されているという感覚を与えてしまうんでしょうか?

イヤと言われたときの対応、なかなか奥深いですね。

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